体験的呼吸法
意識の置き方と呼吸法[足芯長呼気]
荘子に「真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす。」とあります。白隠さんは「心を足心に置けば百一病を治す。」と言われました。意識を下半身(気海丹田腰脚足心)に置いて数息観(数を数えながら丹田呼吸)をしなさいと。私は神経質で緊張しやすくて、すぐ疲れます。その時は、肩に力が入って、息を止めている事が多いと感じていました。肩に力が入ると何故か疲れます。肩の力を抜こうと思えば思う程、肩に力が入ります。そんな時は軀の別の箇所に意識を持って行けばよいのですが、ではどこを意識したらよいのでしょうか?軀には3カ所の避雷針があるそうです。いくら意識しても力が入らない場所。それは肛門と丹田と足の裏らしいのです。又、人間は息を吐いている時は軀の力が抜けてリラックスしています。