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利益を確保する方法

「限界利益」があれば赤字受注してよい?

赤字とは利益がマイナスの事ですが、営業利益と限界利益は意味が違います。一般に赤字と言うと、売上高ー(売上原価+販売費・一般管理費)=営業利益がマイナスの事ですが、売上高ー「変動費」=限界利益が大事です。原価の中には生産・販売量に比例して増減する「変動費」と「固定費」があります。限界利益ー「固定費」=利益となります。つまり受注可否の判定は限界利益で行えば良い事になり、営業利益が赤字でも、生産余力があれば限界利益が赤字でない限り受注して良いのです。何故なら限界利益さえ残っていれば固定費の償却が出来るからです。営業利益が赤字だからといって受注しなければ、固定費の償却は出来ません。最終的には経営者の判断になります。

「限界利益」は発注(外注)のときにも役に立つ

耶律楚材は「一利を興すは一害を除くに如かず」と言いました。無理な売上げに走るより、少ない売上でも利益を出せる強靭な財務体質を創り上げる事が最重要です。その為には、いかに費用を抑えるかという視点が大切です。「変動費」は主に原材料費、荷造・運賃、外注費等であり残業代も含みます。「固定費」は人件費、諸経費、減価償却費等が該当します。外注費を例にとって考えてみましょう。外注先と交渉する時はどこまでの価格を要求できるのでしょうか?「もう少しコストダウンして下さい」ではなく、ここまでは要求できるという理論的根拠のある価格は存在するのでしょうか?存在するのです。それは受注時同様、「限界利益」が残る所までと言う事になります。但し、外注先は原材料をいくらで仕入れているのか等、主な「変動費」を知っておかなければなりません。又、発注者の優位な立場から押しつけ価格になりますと「下請法」に抵触しますので充分な交渉が必要です。いずれにせよ、お互いにメリットがあるのですから、最終合意としての最終見積書を取っておく事が重要です。

*「幸行政書士事務所」は利益確保のサポートも致します。

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