筋肉の働き
下半身に筋肉がつくと筋肉細胞の中に毛細血管が増成されて多くの血液が巡り「頭寒足熱」状態になります。下半身の筋肉が落ちると血液が通るべき毛細血管が減って行き場を失った血液は上半身へ上がっていき血圧が上昇します。西洋医学では原因が判らない時に「本態性」という言葉を使い下半身弱体化から生じた高血圧を「本態性高血圧」と診断し、原因不明としながらも軀にとっては異物である降圧剤を処方して無理に血圧を下げようとします。しかし「高血圧」は尻(下半身)の筋肉がそげ落ちた結果起る「シリカゲル(尻欠ける)」病です。「筋肉は人体最大の発熱器官」。『体温が一度上がると免疫力は5倍になります。』癌細胞は35度で一番増殖し39、3度以上になると死滅します。運動で筋肉がつけば安静時にも筋肉が熱を産出してくれます。基礎代謝が高まり中性脂肪や血糖が燃焼・減少します。脳血流・脳神経細胞が増加して記憶力もアップします。(石原結實先生)