「生姜なくしては漢方は成り立たない」と言われるほど生姜は漢方薬にとって重要な存在であり医療用漢方薬の約２００種類の内、実に７５％に生姜が使われています。現代薬理学でも生姜には次の様な作用がある事が判っています。
・体熱上昇効果とそれによる免疫力増進
・血管拡張作用による血圧の低下
・血栓を溶かす
・脳の血行促進による鬱病の予防改善
・内耳の血行促進によるめまいの軽減
・消化液の分泌を高め消化をよくする
・食中毒菌をはじめ腸内の有害菌を殺傷する
・発汗、解熱作用
・去痰、鎮咳作用
・鎮痛作用
・活性酸素除去（老化防止）
[石原結實先生]