ついに行く道
「ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを」在原業平が病気で臥せた時に詠んだ歌です。「今までは他人の事だと思ふたに俺が死ぬのかこりゃあたまらん」と蜀山人・大田南畝はちゃかしました。「長崎の金比羅山から出る月はよか、こんげんよか月はえっとなかばい」と詠んだ天明の狂歌師です。「仕方ないか」と想える覚悟はしていたいものです。
「ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを」在原業平が病気で臥せた時に詠んだ歌です。「今までは他人の事だと思ふたに俺が死ぬのかこりゃあたまらん」と蜀山人・大田南畝はちゃかしました。「長崎の金比羅山から出る月はよか、こんげんよか月はえっとなかばい」と詠んだ天明の狂歌師です。「仕方ないか」と想える覚悟はしていたいものです。