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薬害

薬は基本的に毒だと思います。鬱で親友の病院に入院していた時いろんな種類の抗鬱剤を絶妙に処方してもらったお陰で無事娑婆に還ることができました。セロトニンが体内で創られるとはいえ服用することが必要な時もあるかもしれません。しかし日本の病院は薬を出し過ぎる。欧米には「5種類以上の薬処方は医療埒外行為である」との格言があるそうです。副作用の無い薬は一つもないので薬同士が相互に効果を強め合い副作用が数倍数十倍になる事があるし薬の種類が増えるほど相互作用が複雑になりどういう結果が生じるのか予測出来ないからだそうです。『薬は試しに止めてみる』ことも必要と日野原重明先生は言っておられました。近藤誠先生は「一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな。何種類も服用していてずっと体調がすぐれないお年寄りで認知症・ふらつきなどの症状が出ている場合『薬を全部止めてみて下さい』とアドバイスします。止めても薬効は暫く続き、なだらかに下降していくので禁断症状が出ることはなく、ほぼ全員の体調が好転します。」と第60回菊池寛賞を受賞した”医者に殺されない47の心得”に書いておられます。もちろん自己判断だけではいけないのかもしれませんが・・・。私も抗鬱剤・睡眠薬を止めて久しくなります。今は一粒の薬も飲んでいません。日曜日は休肝日なので朝方まで眠れない時がありますが「本でも読めるからいいや」と睡眠不足は翌日の昼寝で補っています。

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